Wine Column

「日本の輸入ワイン販売の歴史 ]T 副題 赤ワインの現状と今後」

2ヶ月連続して発泡酒と白ワインの現状と今後をお話しさせて頂いた。今月は今年の最後を飾って世界の赤ワインの現状と今後をお話しさせて頂きます。

誤解のないことを念じてお話しすると赤ワインの品種も過去の有名な赤ぶどうに回帰している。

つまりカベルネ・ソーヴィニョン種、グルナッシュ種、サンジョヴェーゼ種、テンプラニーヨ種、ネビオッロ種、メルロ種、シラー種そしてピノ・ノワール種が世界的に著名です。

中でも最近とみに良化して皆が造っているのがピノ・ノワール種赤である。過去世界の3大産地と言われたのは仏ブルゴーニュ地方・米オレゴン地方・ニュージーランド南島である。

米カリフォルニア地方ではソノマ地方がその先駆けとなったが、映画「サイド・ウエイ」からピノ・ノワール種が人気となり、今では南のサンタ・ルチア地方・サンタ・イネス地方・サンタ・バーバラ地方でも優れた赤ワインが産まれている。

最近では仏のその他の地域、イタリアのピノ・ネロ種そしてドイツのシュペートブルグンダー種と生産地が広がっている。その栽培・醸造が難しい品種にも拘わらず、エレガントな味わいが受けているように思われる。

将来的には日本でも北海道で優れたピノ・ノワール種赤が産まれて来ることを期待して止まない。

仏ボルドー地方を代表するカベルネ・ソーヴィニョン種やメルロ種は世界でも人気があり、北米・南米などの新世界やオーストラリアなどで多くが栽培されている。

特に価格の安いチリ・カベは世界のテーブルワインとして魅力的である。最近では価格も高く品質の良い赤ワイン(カベルネ・ソーヴィニョン種主体)が産まれている。

イタリアでは実に多くの品種が栽培されているが、代表的なワインはピエモンテ州のネビオッロ種とトスカーナ州のサンジョヴェーゼ種と言えよう。

スペインでは伝統的なテンプラニーヨ種やガルナッチャ(グルナッシュ)種に改革の兆しが見え、優れたワインを産みだしている。

また南フランスやローヌ地方ではグルナッシュ種やシラー種の優れた赤ワインが産まれている。

王道のカベルネ・ソーヴィニョン種は今後も強いと思われ、フランス ボルドー地方の左岸と新世界の北南アメリカが優れた赤ワインの強力な産地として、今後も君臨しそうである。

(2012年11月30日更新)


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