Wine Column

「日本の輸入ワイン販売の歴史 [ 副題 21世紀を迎えて」

2000年代を迎えた輸入ワイン販売の歴史、今回は特にフランス・ワイン中心にお話しさせて頂きます。

何と言っても2000年というミレジムからボルドー赤ワイン 特に特1級ワインの価格の高騰には目を見張るものがあった。これは世界の金持ちがこぞって高級赤ワインを手に入れようとして、それまで欧米中心だったのが アラブやアジア(特に中国)まで広がったのが原因の一つである。

それが2001年から2004年まででややおさまったが、2005年から再び高騰が始り、それが2009年まで続いた。そして現在まで特1級の価格は高いままである。これは いくらボルドーの生産量が多いと言っても、世界のお金持ちがこぞって買っては需要に応えられないという事である。

2011年からやや価格に陰りが見え始めたが、これは作柄とともにユーロの問題や中国の景気衰退の影響かと思われる。

それらを横目で見ていたブルゴーニュのドメーヌの連中もボルドー赤ワインの高騰に引きずられて、有名ドメーヌの赤ワインは価格の高騰が2000年から始まった。もともと 生産量が少ないブルゴーニュではマーケットは小さいと言いながら、供給を需要が上回ってきたと言えよう。

DRCだけはヴィレーヌ支配人の注意によって、正規商品は比較的に価格は抑えられている。

アメリカのパーカー氏の評価によってローヌの小さな生産者の赤ワインも値上がりを見せ始めた。しかし もともと飲み頃の赤ワインが少なく、若いうちは飲みにくいローヌ・ワインは2000年代半ばにはそれほどの人気では無くなった。以前として人気があるのはジャン・ルイ・シャーヴ氏のエルミタージュや一部の生産者たちが造るシャトーヌフ・ド・パプである。

また それまで大手の生産者が独占していたシャンパーニュ市場には、小さな生産者が造るレコルタン・マニュピュランが日本市場にも登場してきた。それに伴って 地域の違いやぶどう品種の違い 今では各地域の村ごとの違いなども知識として広まった。

ボルドー・ブルゴーニュ・シャンパーニュの3大地域を中心とした動きは今後もしばらく続くと考えた方が良いようである。

(2012年8月31日更新)


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