Wine Column

「日本の輸入ワイン販売の歴史 Z 副題 21世紀を迎えて」

いよいよ2000年代を迎えた輸入ワイン販売の歴史にはいくつかの特徴がある。

Aフランス・ワイン以外のイタリア、新世界(アメリカ・南米・豪州など)の勃興
Bフランス・ワインではボルドー赤2000年からの値上がり(中国マーケットの勃興)

ブルゴーニュ・ワインではドメーヌ・ワインの値上がり、ローヌ・ワインの人気。そしてシャンパーニュ(特にレコルタン・マニュプランの登場)というように世界中のワインが混在して販売されるようになった。

特に今回はAについてお話をしてみたい。

イタリア・ワインで人気となったのは、何と言ってもスーパー・トスカーナの赤ワイン人気とピエモンテのバローロ・ボーイズ人気である。古くはサッシカイアを端としてオルネライアなどのボルドー系品種を使用したボルゲリ地方を中心とした赤ワイン人気は5年間ほど続いた。

ご存知かどうかサッシカイアは有名な牧場として知られた場所で、その後サラブレッド界で有名となった名馬リボーの馬産地として知られていた。当時はワインのワの字も知られていなくてオーナーがCh,ラフィットから貰ったカベルネ・ソーヴィニョン種を植えてやがて評判となった。

またマルク・ド・グラッツイア氏が主導したバローロ・ボーイズ達の人気赤ワインもあった。従来の大樽使用で、飲み頃までに時間のかかる赤ワインに対して早飲みできるバローロを産み、とても人気があった。

またアメリカではナパ・ヴァレイを中心としたカベルネ・ソーヴィニョン種赤ワインが日本でも特に若い層に人気があり、次々とビジネスで成功した人たちが参入して新しいワイナリーが産まれた。中心は米ロバート・モンダヴィ氏と仏バロン・フィリップ男爵のジョイントで産まれたオーパス・ワンであった。初ヴィンテージは1984年であったが日本では2000年に入ってとても人気となった。

そして南米や豪州のワインは廉価でお買い得が評判になり、赤ワインブームに乗って大量に販売されるようになった。

それらに伴って、それぞれ新しい輸入元が生まれた。特にカリフォルニア専門として中川ワイン販売やワイン・イン・スタイルは今に続いている。

(2012年7月30日更新)


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