Wine Column

「日本の輸入ワイン販売の歴史 Y 副題 ワインの一般化」

それまで特殊な飲み物としてあったワインが一般的に普及してきたのが1990年代である。

何しろそれまでは業界ではワインの知識がある人を「あの人はワインがわかっている」と言っていた。それが業界ではワイン・エキスパートの資格をとる人が増えて、急速にワインの知識が広まった。またいわゆるフレンチ・パラドックスで一般の人も健康によいと聞いて、赤ワイン・ブームが1991年に起きた。恐るべしテレビの威力で全国の酒屋やスーパーであっという間に、赤ワインが売れていった。その後は2003年産のボジョレー・ヌーヴォー・ブームも凄かった。これは業界の100年に1回の出来という宣伝文句が巷間に広まったおかげである。今までワインを飲むと、えーワイン何て飲むの言っていた人々が当たり前になってきたのが1990年代である。

輸入元では従来の大手3問屋(明治屋、国分、日酒販)に比較して、新しい輸入元(例えばモトックスやエノテカ)が台頭してきた。仏ブルゴーニュでは三美の流れをくむドメーヌ系のラック・コーポレーションや豊通食料(後にはヴァン・パッションも別れる)そしてルイ・ラツール社(バークレー)、ルイ・ジャドー社(日本リカー)とが混在して戦う時代に入ったと言える。そして外資系の輸入元モエ・ヘネシー社やドッドウエル社、コールドベック社なども頑張っていた。

シャンパーニュは相変わらず大手(モエ・シャンドン、ポメリーなど)がメインであったが、ヴーヴ・クリコ社などの新しい会社の台頭も見えてきた。

(2012年7月2日更新)


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