Wine Column

「日本の輸入ワイン販売の歴史 X 副題 ドメーヌ時代の本格化」

出水商事に続いて1980年代に一世を風靡したのが輸入元・販売元 銀座三美(みつみ)である。
 
今を時めくブルゴーニュのドメーヌ・ワインの多くを山本博先生の御指導の元 日本に紹介して人気を博した。面白いのが三美の起源である。

戦後すぐの1946年にリコーの経営者として有名であった市村清氏が銀座4丁目角に三愛百貨店を開設、1951年には地下の酒屋で働いていた原田マサ子女史が銀座に酒屋として独立。三愛の三と女性経営者であることから市村氏は美しいの美をとって三美(みつみ)と命名した。

今でも著名なドメーヌはほとんどその当時三美が輸入していた。今では輸入元がラック・コーポレーションやヴァン・パッションそして豊通食料などに分かれている。

今でも筆者が覚えているのはバロン・ド・エルやシャトー・ヒュッセ、クロ・ド・タールなどはすべて当時三美の専売であった。残念ながら今ではすでに三美の会社は無くなっていて、当時 三美があった交詢社ビルは新しく建て替えられている。

それから しばらくはフランス・ブルゴーニュのワインは優れたネゴシアン(ルイ・ラツール社、ルイ・ジャドー社など)とドメーヌ・ワインが混在して人気のワインとなった。

ボルドー・ワインの方はネゴシアン・ブランドが衰退して、いわゆるシャトー・ワインが人気を博するようになった。

(2012年6月1日更新)


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