Wine Column

「日本の輸入ワイン販売の歴史 W 副題 ドメーヌ時代の幕開け」

いよいよ1970年代半ばからフランス・ワインもブルゴーニュ・ドメーヌものが人気を呼び始めた。

まず先陣を切って 輸入ワインをドメーヌもの中心に始めたのが出水商事であった。

有名なところではジョルジュ・デュブッフのボジョレー、当時フランスでも若きシェフ達の活躍とともに支持を得て名声を得ていた。日本でも初めてボジョレー・ヌーヴォーが輸入されたのは出水商事によってで、今では考えられないくらい高い値段で日本橋高島屋で販売されたのを筆者は記憶している。当時はちょっと奇異な感じで、赤軍がまさに日比谷公園に初めて登場した様と似ていた。それでも一般の消費者は全くボジョレー・ヌーヴォーの事は知らず、後にサントリーに輸入元が替わってヌーヴォー・ブームが起きてからである。

また出水商事ではシャブリではモロー社、ブルゴーニュではメルキュレイのシャトー・ド・シャミレイ白・赤、ローヌのシャトー・グリエ(コンドリュー)やジャン・ルイ・シャーヴ(エルミタージュ)が輸入されていた。

確かに少量生産ながら生産者の顔が見えて、畑も自社畑で品質も良いワインはマーケットにとって新鮮であった。それでも一般の酒屋というよりもホテルやレストランのソムリエに好まれ、ワインリストにも掲載される機会が増えてきた。

当時 若き田崎 真也氏がフランスから帰国されて、少しづつ有名になりワインブームが起き始めていた。後に全国のソムリエ・コンクールで優勝され、世界大会で優勝されるにいたって「ソムリエ」という言葉が全国に知れ渡った。

彼らの力もあり、少しづつブルゴーニュ・ワインではドメーヌのワインが人気となりマーケットの注目を浴びることになった。

(2012年4月27日更新)


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