Wine Column

「日本の輸入販売の歴史 V 副題 大手問屋のワイン販売」

輸入ワインには限らないが1970年代には全国の酒屋の力も今よりあり、従って酒屋に卸している問屋の力も強かった。当然の事ながら多くの大手酒問屋が自らワインも輸入して卸しもしていた。

ボルドー・ワインのマーケットは格付けシャトーのワイン(様々な輸入元、長い間の知恵でネゴシアン・システム)か例えばカルヴェ社のメドックとか、クルーズ社のサンテミリオンとかが販売されていた。

例えばボルドー・ワイン以外でも国分(株)はブシャール・ペール社のワイン、日本酒類販売(株)はヴーヴ・クリコ社のシャンパーニュ、広屋(株)はレイヌ・ペドック社のブルゴーニュ・ワインなどを輸入販売していた。やはりブルゴーニュ・ワインではカルヴェ社やクルーズ社に加えて、上記の会社のワインがよく販売されていた。

つまり大事であったのはボルドーではメドックやサンテミリオンのAC,ブルゴーニュではジュブレイ・シャンベルタンやボーヌと言ったAC名であった。

今ではボルドー・ワインは格付けシャトーかプティ・シャトーが売れていて、ネゴシアン名の入ったACワイン(例えばメドックなど)はマーケットから消えてしまった。ブルゴーニュ・ワインでは例えばルイ・ラトゥール社のジュブレイ・シャンベルタンやルイ・ジャドー社のサヴィニィ・レ・ボーヌなどのワインです。

現在はブルゴーニュでは造り手重視で例えばメオ・カミューゼとかジョルジュ・ルーミエとかが全盛である。

シャンパーニュはその後ルイ・ヴィトン社の秦氏によって革新的な販売方法がとられて、改めてブランド戦略の大切さが強調された。今では大手ブランド商品対小さな造り手の対決ながら、シャンパーニュのマーケットは大きく広がった。

その理由は
1、日本人が泡の旨さに目覚めた。
2、全国のフランス・レストランの食前酒が辛口シェリー(ティオ・ぺぺ)から  シャンパーニュに替わった。

実を言うと当時のシェリーは保管に問題があり、それをシェリー香と称して飲んだいたのがわかったのは残念ながらつい最近の事である。

(2012年4月2日更新)


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