Wine Column

「シャンパーニュも奥が深い」

9月半ばにシャンパーニュのRMタルランから、若い娘さんのメラニー・タルラン女史が事務所を訪ねてくれました。

「タルランってシャンパーニュのどこにあるんだっけ?」
「ヴァレ・ド・マルヌのウイィ村です。」
「じゃあ、ピノ・ムニエ種が得意なわけ?」
「ピノ・ムニエ種も植わってるけど、シャルドネ種、ピノ・ノワール種もあるわよ。」
「ヘえー」
「それだけじゃないわ。アルバンヌ種、ピノ・ブラン種、プティ・メリエ種もあるは。」
「何時頃からぶどう栽培してるの?」
「兄ブノワで12代目、設立は1687年よ。」
「それは凄い。ぶどうは一部買ってるんでしょ?」
「畑は15haあって、全部自社畑のぶどうで造っているの。」
「様々なアイテムがあるけど、全部辛口だね?」
「そうよ、ドサージュは少なめに造るの。」

著名なラ・ヴィーニュ・ダンタン2000年を試飲させて頂いた。
「これはしっかりした味わいだから、ピノ・ノワール種主体?」
「いいえ、シャルドネ種100%よ。」
「え、信じられない。」
「祖父が見つけた接木をしていないシャルドネ種を少しづつ増やして、シャルドネ種100%で兄が造ったの。」
「ヘえ、コート・デ・ブラン地区のシャルドネ種100%とは大分違う味わいだね。」
「そう、向こうは切れのあるサッパリとした味わい。こちらはお食事とともに楽しみたい味わい。」
「そうだよね。接木していないからそういう味わいのシャルドネ種なのか、土壌の違いなのか。やっぱり奥が深いな。」

「ドサージュなしのブリュット・ゼロは有名だけど、ぶどうの品種構成は?」
「シャルドネ種、ピノ・ムニエ種、ピノ・ノワール種3分の1づつ。」
「また著名なキューヴェ・ルイは?」
「チョーク質に植わったシャルドネ種とピノ・ノワール種半々。」
「ブリュット・トラディションにもビックリだね。」
「これは50%がピノ・ノワール種、35%ピノ・ムニエ種、15%シャルドネ種。」
「まさにお食事とともに楽しみたいね。」

「言い忘れたけどビオディナミでぶどう栽培をしているの。」
「シャンパーニュではまだ少ないんじゃない?」
「最近増えているけどね。」

またビックリしたのは一緒に通訳で来られた日本人のA女史は今年ランス大学を卒業して、タルランで働くそうである。

(2011年9月30日更新)


Copylight (c) 2000-2013 Liquor Shop Ai


株式会社 リカーショップ愛  東京都中央区日本橋小伝馬町19-3 池田ビル3階
TEL. 03-5643-5237 FAX. 03-5643-8526
電話でのお問い合わせは午後0時〜午後5時までとさせていただきます。
リカーショップ愛は通信販売酒類小売業免許を付与されております。