Wine Column

「世界のピノ・ノワール種 赤ワイン」

醸造家ではないので、何でそんなにピノ・ノワール種赤ワインを造るのに、世界の造り手はやっきとなるのかわからない。それでも このぶどうにチャレンジしたくなる醸造家は後を絶たない。

確かにエレガントでバランスよい味わいは日本人好みの味わいだと思うが、映画「サイドウェイ」からアメリカ人達も好きになっているようだ。

よく言われるのは世界のピノ・ノワール種赤ワインの3大産地、言うまでもなくフランス・ブルゴーニュ地方、アメリカ オレゴン地方、そしてニュージーランドのセントラル・オタゴ地方などだ。このうち フランス・ブルゴーニュ地方では何しろ中世修道院の時代からピノ・ノワール種赤ワインを産んできたのだから、DRCを象徴に世界のピノ種の聖地であることは間違いない。おそらく この地方のドメーヌに生まれたら、初めからこのぶどうでワイン造りをすることは考えなくでも自明の事柄である。今では優れた少数のネゴシアンと多くの小さな造り手との飽くことの無い競争が続いている。

またアメリカのオレゴン地方では歴史は浅いが今では多くの造り手によって、優れた赤ワインが産まれている。さらにアメリカではカリフォルニア・ソノマ地方の造り手や南のサンタ・バーバラ地方の熱心な造り手によって優れたピノ種赤が産まれている。

ニュージーランドはさらに歴史が浅いが南島の地方を中心に優れたピノ種赤が造られる。日本人の造り手の数も今や片手ではおさまらない。すでにセントラル・オタゴはワイナリーが飽和状態だが、他の地域では、まだ安く適地が手に入るようだ。

それでも それらの三大地方で産まれる赤ワインは決して安くはないが、近年 フランスでは南仏やコルシカ島、そして南米のチリやアルゼンチンでは冷涼な地域でリーズナブル価格のピノ種赤ワインが産まれていて楽しみである。

日本では温暖化も相俟って、北海道での栽培・醸造が期待されている。すでに少量ではあるが優れた赤ワインも産まれている。

神様お願い!中国の人達がピノ・ノワール種赤ワインが好きにならないように切に望む昨今である。

(2011年8月31日更新)


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