Wine Column

「ケン・ライト氏とお会いして」

アメリカのオレゴン州で優れたワインを産むケン・ライト・セラーズのケン・ライト氏が訪ねてくれました。以下その時の会話です。

「失礼ですが どこのお生まれで 今お幾つになりましたか?」
「シカゴ近郊に生まれたのが1954年、従って56歳です。」
「早くからカリフォルニアやオレゴンに住まわれて、ワイン関係の仕事をしていたのですか?」
「いえいえ、全然違います。1971年にケンタッキー州に移って、ワインに興味がわきました。」
「ケンタッキー州でワインですか?」
「そう面白い話があります。今をときめくマーカッサンのヘレン・ターリー女史もケンタッキー州のワイナリーでタンクを掃除しているのに会ったことがあります。」
「本当ですか?」
「もちろん、彼女はまだ有名でない頃です。」

「どこでワイン造りの勉強をされたのですか?」
「1976年からUCデイヴィス校で醸造と栽培の勉強をしました。」
「それからは?」
「モントレーにあるワイナリーで8年間ワイン造りをしました。その時にやがてカーメルの市長と
  なったクリント・イーストウッド氏にも会いました。」
「へえ。そうなんですか。その頃にはダーティ・ハリーにも出演していましたよね。」
「そのとうりです。でも私は映画よりもピノ・ノワール種の赤ワインに興味を持ち、オレゴン州が
  栽培適地と確信しました。」
「それでオレゴン州に行かれたのですね。」

「そうです、1986年にパートナーとパンサー・クリーク・ワイナリーを設立しました。でもパートナーと考え方も違ってきたので、1994年には自らのケン・ライト・セラーズを設立しました。」
「有名なドメーヌ・セリーヌも初めはあなたが造っていたと聞きましたが?」
「そうです、立派なワイナリーを造ったのが2003年です、90年から97年までは私が造っていました。」
「やっぱり。そうなんですか。」


「私の印象ではヤムヒム・カールトンで産むあなたの赤はコート・ド・ボーヌ的で、イオラ・アミティで産むあなたの赤はコート・ド・ニュイ的ですね。」
「そのとうりです。ヤムヒム・カールトンの方が早く楽しめるタイプです。」
「それと あなたが造る白のピノ・ビアンコ種とシャルドネ種も素晴らしいですね。」
「うれしいです。うちの奥さんは料理が上手で、彼女のために採算を度外視して造っています。」
「今回 日本にも6月に初めて少量ですが、送りますよ。」
「それは楽しみだな」


(2011年4月28日更新)


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