Wine Column

「名醸造家とお逢いして」

2月に対称的な2人の名醸造家とお話しする機会がありました。

まずはフレデリック・マニャン氏(ミッシェル・マニャン&フレデリック・マニャン)

「ワイン醸造で大事な点は何ですか?」
「1に土壌、2に樹齢、3にACというのが私の考えです。」
「ある人がぶどうの開花期間の長短がワインの良し悪しに大きな影響がある と言ってますが、どうですか?」
「ぶどうの開花期間でその年のワインの良し悪しが決まるほど単純ではないと 思うよ。むしろそれは収穫量に大きく関ってくると思うけど。特に近年は選果台 などで優れたぶどうの粒だけを選別するようになったからね。
」「コクがあるワイン、繊細なワインの代表格はブルゴーニュでは何ですか?」
「そうね赤ならジュブレイ・シャンベルタンの北側の畑、例えばラヴォー・サン・ ジャックとかかな。繊細なのは赤ではミュジニィかな。」
「造りたい白ワインとかは?」
「そうだな、やっぱりシュヴァリエ・モンラッシェかな。赤ならラ・ターシェだな。」

ちなみに彼は紫色が大好きで自分のワインのキャップにも使用しているし、ネクタイの色も紫色でした。

 

次にジャン・マリー・ギュファンス氏(ギュファン・エナン、ヴェルジェ)

ジャン・マリー・ギュファンス氏は噂に違わない変人でした。例えば一言で言えばフランスの岡本太郎のような 人でした。以下の会話で察してください。

「なぜ あなたは赤ワインよりも白ワインの醸造がお好きなのですか? 」
「ウーン、一言で言えば白ワインを醸造する方が想像力をかきたてる訳よ。」
「はあ、ならば 一番造ってみたいワインはどこのワインですか?」
「そう、南半球のワインかな。」
「じゃあ、フランス・ワインでは?」
「うん、シュヴァリエ・モンラッシェかな」
「何でですか?モンラッシェじゃないんですか?」
「だって、地球温暖化でシュヴァリエ方が面白いよ。」
「いくつからワインを造っていて、初めからお上手だったんですよね。」
「23歳くらいかな、何でワイン造りが上手かって。そんなの分かる訳ないだろう。  ワインを造るのに1000くらいの事してるわけよ、そのうちの何がいいかなんて  分かる訳ないだろう。」
「はあ・・・・・」
「そういえば樽についてはどんなお考えですか?」
「新樽は最高でも20%しか使わないよ」
「樽屋さんは決まっているのですか?」
「うん、3軒くらいかな。頼む時はいつももっと上手な樽屋はいっぱいいるけどって  言うんだ。」
「はあ・・・・・」
「ある人は赤はラ・ターシェが造りたいって言ってましたが・・・。」 
「僕はリッシュブールかな、だってラ・ターシェはDRCのモノポールだけど、  リッシュブールは何人か生産者がいるからね。(笑)」

なかなか冗談が多くて、会話がかみ合わない


(2011年2月28日更新)


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