Wine Column

「コンティニュアム(継承)」

故ロバート・モンダヴィ氏がチャールズ・クルーグ・ワイナリーから独立して、もっとレベルの高いワインを造るべく独立したのは1966年、彼が53歳の時でした。

同じく故ロバートの次男ティモシー(これからは略してティム)・モダヴィがロバート・モンダヴィ・ワイナリーがコンステレーションに買収されたためコンティニュアム・ワイナリーを2005年に設立したのも、奇しくも彼が同じく53歳の時でした。

以下 ティム・モンダヴィ氏とお話しする機会がありましたので、ご紹介します。

「新しいワイナリーはどこにあって、どのくらいの畑の広さがあるのですか?」
「私がとっても気に入った畑はヘネシー湖の上にあり、いわゆるプリチャード・ヒルに  あります。約69haの畑を購入し、畑には2mしか表土がなくその下は岩盤です。」

「それってコルギンのそばですよね?」
「そうです、ちょっと下にはダラ・ヴァレの畑もあります。ただしプリチャード・ヒルというと シャペレのイメージが強いので、あまり大きい声では言ってません。」

05年初リリースから、06年、07年と試飲することが出来た。
「05年はヴィンテージのぜいもあるでしょうけど、実にエレガントな味わいですね。」
「ぶどうはカベルネ・ソーヴィニョン種58%、カベルネ・フラン種23%、プティ・ヴェルド種 19%。トカロン・ヴィンヤードのぶどうが87%、スタッグス・リープのぶどうが13%です。」
「06年はエレガントながら、しっかりとした味わいがありますね。」
「ぶどうはカベルネ・ソーヴィニョン種59%、カベルネ・フラン種25%、プティ・ヴェルド種 16%です。ぶどうはトカロン・ヴィンヤード100%です。」
「07年はしっかりとしながらも、バランスよい味わいですね。」
「ありがとう、ここには15%だけプリチャード・ヒルのぶどうが入っています。比率は カベルネ・ソーヴィニョン種60%、カベルネ・フラン種22%、プティ・ヴェルド種18%です。」
「随分 カベルネ・フラン種が多いんですね?」
「ナパ・ヴァレイの赤でカベルネ・フラン種というとヴィアディアを思いうかべますけど・・・。」
「そうですね、彼女のワインも素晴らしいですね。でもダラ・ヴァレのマヤの方がカベルネ・  フラン種は多いですよ。」
「へえ、そうですか。」

「あなたはモンダヴィ時代からワイン・メーカーとしてキー・パーソンでしたけど、若い時には パパのロバートさんがああした方が良いとか、これはするなとか言われたのですか?」
「いえ、彼とはテイストが似通っていたためか、あまり言われたことはありません。」

「あなたほど才能があると、もっと他のワインを造ったらと言われたり、自分でも造りたく  なりませんか?」
いえいえ、まだコンティニュアムも皆にそれほど知られている訳でもないので、しばらくは このワインにフォーカスして行こうと思います。」

「でもピノ・ノワール種とか好きでしょ。もしピノ赤を造るとすればどこの畑がいいですか?」
「ソノマ・コーストは魅力がありますね、でもコンティニュアムに集中します。」
「そうだよね、あなたには沢山お子さんがりるからね。継承できるかもね。」
「そうです、私は5人(男1人、女4人)の子供がいますからね。」

確かに、コンティニュアムのワインのラベルにあるぶどうの木も娘のキアラさんがデザインしたカベルネ・フランのぶどうの木だそうです。

(2010年8月31日更新)


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