「2007年はシャトーヌフ・デュ・パプの年」

2007年は今のところフランスではボルドーもブルゴーニュも出来はイマイチと伝えられている。
でもシャトーヌフ・デュ・パプでは抜群の出来であることを、先日来社してくれたドメーヌ・デュ・ペゴーのローランス・フェロー女史が教えてくれた。


歴史的には1309年から法王庁がヴァチカンからアヴィニョンに移された有名な「アヴィニョンの幽閉」として知られた街からそれほど遠くない所にシャトヌフ・ド・パプの街がある。


法王庁のミサ用に造られたワインがこの有名な赤ワインとなったそうである。


現在では3200haのワイン畑があり、220のワイナリーが存在する。年間100日もミストラルが吹く中でワイン造りが行われており、赤ワインが96%、白ワインはわずか4%だそうである。
赤ワイン用の品種としてはグルナッシュ種、シラー種、ムールヴェードル種など8種類、白ワイン用としてはルーサンヌ種、クレレット種など5種類のぶどうが植えられているそうである。


ドメーヌ・デュ・ペゴーでは砂質の著名な畑クロウには樹齢98年の13種類のぶどうが植わり、小石ごろごろのエスコンヂュードの畑には樹齢70年のグルナッシュ種が植わっているそうである。


面白いことにキューヴェ・ダ・カーポは音楽の用語から名付けられており、優れた年のみ造られる。
最近では98年、00年、03年、07年で裏ラベルには楽譜が添付されている、例えばニューヨークのジャズマンとかロスアンジェルスのブルースマンとかが作曲したそうである。
いつの日か日本人の手による作曲も欲しいねなどと語らった、例えば演歌など。


キューヴェ・ダ・カーポを造る年はキューヴェ・ローランスは造らないそうである。生産量が限られているからだそうで、意外や国内マーケット向きは10%のみで90%は30カ国に輸出しているそうです。
最大の輸出国はアメリカで18%のシェアだそうである。


その他 彼女はブレンド品のテーブル・ワインのプラン・ペゴーや南仏産のペゴヴィーノも造っている。
さらにジゴンダスやヴァケラスそしてローヌ・ヴィラージュのセグレも造っているが、未だ日本市場には輸入されていない、ぜひともそのレベルの高さから輸入してもらいたいものである。


やはり噂に違わず彼女にはしっかりとワイン造りの哲学がある。
しかも彼女はお祖母さんがワインを造ってたやり方と全く変わらず、私もワインを造っているだけだと語っていた。今回は日本に初めての訪問だったようだが何回も来てもらいたいし、シャトーヌフ・デュ・パプへご旅行に際はぜひとも尋ねてもらいたい。


何と言っても2007年はこの地にとって、目の離せないヴィンテージであるようだ!




(2008年11月26日更新)


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