「エチエンヌ・ヒューゲル氏とお話しして。」

こよなくアルザス・ワインを愛する者として生産者とゆっくりお話し出来るのは実に楽しい。 今回もエチエンヌ・ヒューゲル氏と中華料理を食べながらお話しをしました。

「うーん、このリースリング・ジュビリー04年は美味しいですね。」
「ありがとう!」
「でもアルザス・ワインを売るときに何を基準にしたらいいか?いつも悩むんだ。」
「どういうこと?」
「例えばボルドーやブルゴーニュはワインではっきりヒエラルキーが決まってるよね。  でもアルザスはグラン・クリュがあってもお宅やトリンバックのようにグラン・クリュ  格付けをしない生産者もいるじゃない。」
「確かに、まずグラン・クリュの畑が多すぎるんだよ。」
「今 いくつ?」
「51もあるんだよ。だからやっぱりキー・ワードは生産者かな?」
「例えばこのリースリング・ジュビリーはどの畑のぶどうから造られているの?」
「グラン・クリュ畑シェーネンブルグのリースリング種100%だよ。」
「だったら、。それを言ったほうがわかりやすいな。」
「ホームページには書いてあるよ。」

アルザスの生産者は家族経営が多くて素敵な人たちが多いけど、タイプは いろいろです。例えばマルク・テンペのように家の前の小さなテーブルで、しかも 庭に置いてある棚からワイン・グラスを出して試飲するところもある。 前には大きな犬が寝そべっているし、とてもアットホームな感じ。 かと言えばフンブレヒトのようにまさにナパのワイナリーのようにきれいで 大きく、試飲室のガラスの向こうに木樽が並んでいるのが見える近代的な 生産者もある。

「アルザスのワインは今日のようにアジアのお料理にはとても合うと思うんだ。」
「そうだね。フランス料理だけでなく中華やヴェトナム料理なんかに合いそうだね。」
「うん、だからアジアのマーケットは我々にとって大事なんだ。」
「ところで日本のオーベルジュ・ド・リルはリストはアルザス・ワインだけ?」
「いやボルドーやブルゴーニュもあるよ。」
「なんだ、そうか。いつかアルザス・ワインだけを扱っているレストランが日本に  出来たらいいね。」

秋にエチエンヌは再び来日するそうで、ヒューゲル社のワイン試飲会を約束して 別れた。

 

(2008年3月3日更新)


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