「ブルゴーニュ ブラン・ルージュの秘密」

我々はどうしてもフランス ブルゴーニュ地方のワインを語るときには、白ワインも赤ワインもとかく1級畑や特級畑あるいは生産者について語ってしまう。

しかし よく考えてみるとその生産者の実力は最もスタンダードなブルゴーニュ ブランやルージュに表れるのかも知れない。

昨年 ヴーヴ・クリコ社で長く醸造責任者を務められているジャック・ペテル氏にお会いした時のお話を思い出した。

「皆さん 我社のヴィンテージ・シャンパーニュについて色々と質問をして頂けますが、実をいうと一番造るのが難しく努力が必要なのはノン・ヴィンテージのイエロー・ラベルです。」

そこで1月にルイ・ジャドー社の輸出担当 ニコラ・デュエ氏にお会いする機会があったので、ルイ・ジャドー社のブルゴーニュ・ブランルージュの造り方について質問を試みた。

「この05年のブルゴーニュ・ブランはとても美味しいですけれど、醸造責任者ジャック・ラルディエール氏1人で造るんですか?」

「いいえ ジャックとアシスタントの女性そしてジャックの娘ジュリエットの3人がアッサンブラージュをします。」

残念ながらジャックの息子さんは不幸にも若くして亡くなられていて、娘のジュリエットさんが 後継者と言われている。

「もちろん 自社畑のぶどうじないですよね?どうやって購入するのですか?」

「契約をしている生産者のぶどうもありますし、毎年クルティエが持ち込むサンプルから選んだぶどうもあります。」

「ということは言う事は3人はすごく試飲しなけらばなりませんね。」

「ええ、朝ジャックに会うと今日はもう100種類試飲したとか言ってますよ。」

「じゃあブルゴーニュ ブランやルージュのぶどうはどこの地域のぶどうを使うんですか?」

「年によっても違いますし、毎年使用しているぶどうもありますし・・・・・。」

「例えば 05年は?」

「白はサンヴェラン、ボジョレー・ヴィラージュ・ブラン、そしてコート・ド・ボーヌの3種類。 赤はコート・ド・ボーヌとニュイ そしてジヴリの3種類。」 「ジヴリ?」 「そう毎年ジヴリのぶどうは使用しているので、ジヴリに醸造所を建設しようかという計画があります。  それにボジョレー地区とコート・ドールの中間に位置しているしね。」 「ヘー」 「それと面白いことにクルティエはサンプルを持ち込むときにどこの生産者のワインかは我々には教えてくれないし、生産者にはどこにワインを売ったかは言いません。」

「なるほど まさにクルティエなんですね。」

確かにブルゴーニュブランやルージュにはまだ価格がそれ程高くなく品質に優れたものが見つけられます、あなたもぜひ探してみてください。

 

(2008年1月30日更新)


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