「ワイン・オークション」

先日ニューヨークのクリスティーズのワイン・オークション部門の人とお話しできる機会があった。何しろ世界にお客さんを持つために全米のワイン・オークションの売り上げの60%のシェアーをもつにいたっており、ロックフェラー・プラザにオフィスがある。

「オークション部門ってワインを含めて何部門あるの?」
「全部で81部門です。」
「何が儲かるの?」
「やっぱり、絵画とか宝石は単価も高いし、利益も大きいですね。」

今 ワインを仕入れるのと、売るのとどっちが大変ですか?」
「何しろ世界のお金持ちがお客さんなので売るのはそんなに難しくないですが、仕入れの方が大変かな。」
「年間どのくらいワイン・オークションを開催しているのですか?」
「1月・7月・8月以外は毎月です。あとクリスティーズではロンドン、ロスアンジェルスなどで別々にオークションがあり、統括しているのは勿論あのマイケル・ブロードベンド氏です。」
「あとワインの場合はどんな状態で保管されてきたかが問題でしょ?」
「そう必ずお客さんにどこから買われたか、どんな状態で保管されていたかを確認します。」
「じゃあ、お客さんが売りたいっていうワインをどうやって選別するの?」
「まずリストを送ってもらい、その中からこの価格ならこれとこれは買えますって連絡します。」

「仕入れの難しさって何ですか?」
「やっぱり偽物(フェイク)かな。」
「そんなにフェイクは多いの?どんなワインが多いの。」
「多いですよ。例えばDRCそしてCh、ペトリュスや5大シャトー、サッシカイアもある。」
「お客さんからワインを預かってフェイクかどうか判定するわけですよね。」
「そう、DRCはフェイクが造りやすくて、Ch,ペトリュスなどは字体を中心に判別するわけ。」
「フェイクとわかってお客さんに連お客さんによって反応は様々ですが絡するわけ?」
「そのとうり、、怒り出す人もいますよ。」
「カリフォルニアのレアもののフェイクはないの?」
「フェイクを作るのはほとんどヨーロッパなので、そこでマーケットがないアメリカのワインにはフェイクはないですね。」
「へえー、じゃあフェイクってほとんどヨーロッパで作られるんだ。」
「ラベル以外にコルクはどうやってチェックするの?」
「コルクまで工作は難しいので、キャップシールを切って確認します。」
「キャップシールを切って問題ないですか?」
「むしろお客さんもそれを望んでいます。」

「オークションって必ずしも代理人をたてるとか、その場に参加しない人もいるんでしょ?」
「私たちが代理で電話で取り次ぎながらオークションに参加することはしょっちゅうありますよ。」
「じゃあ今何ドルまできましたっていうわけ?」
「そうです、すると電話の向こうで降りたとか、何ドルまで上げてくれっていうわけ。」

この文章をお読みになっているあなた、自慢のセラーの中にフェイクのワインはないですか?
こんな電話があなたの奥さんにかかってくるかもしれませんよ。
「ご主人が所有されているシャトー・ペトリュスとご主人はフェイクです。」

 

(2007年11月1日更新)


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