「カリフォルニア カレラのジョス・ジャンセン氏と話して」
4月のカリフォルニアの今や 銘醸と言える「ザ・カレラ・ヴィンヤード」のオーナー ジョス・ジャンセン氏が訪ねてくれました。彼の印章は時々発行される彼のリポートに見られる様に、ちょっと皮肉屋のインテリジェンスに溢れたはにかみ屋さんでした。

「初めてシャルドネ種やピノ・ノワール種のワインがお好きになったのはいつ頃どこで?」
「自分はアメリカのアイビー・リーグのイエール大学を出ているんだが、そのあとイギリスのケンブリッジ大学に行ったんだ。その時イギリスでワインを飲んでからかな。」
「何を勉強されていたんですか?」
「歴史とかだけど、一番勉強したのはイギリスではボート漕ぎかな。」

彼らしい会話だった。

「その後 ブルゴーニュに行かれたんですね?」
「そう そこでピノ・ノワールの赤がさらに好きになったんだ、2回くらい収穫もしたかな。」
「あつ あなたはヴィオニエ酒も植えてますよね?」
「そう それはシャトー・グリエに行って、とても気に入ったんだ。」

帰国後 彼はカリフォルニアでワイン栽培に適した土地を探した。

「当時 シャルドネやピノ・ノワールを造っていた人はいるんですか?」
「いわゆる当時の大手の会社が栽培して売っていたよ。ただし小さい造り手はほとんどいなかったかな。」
「あなたは衛星を使ってワイン栽培に適した土地を探した事になっていますが、本当ですか?」
「それはないね。ただブルゴーニュ系の品種には石灰岩が必要だとフランスで聞かされていたので、地質学の地図を見て探し回ったよ。2年かかったかな。」

「いくら石灰岩があると言ってもマウント・ハーランの山でいいワインが出来る自信があったのですか?」
「私も若かったし、一種の賭けだね。でもナパにもソノマにも石灰岩はなかったよ。」
「あとサンタクルーズ・マウンテンくらいでしょ。」
「そう よく知ってるね。」
「だから他の場所では私はワインは造らない。」
「それにしてもあの山の上を切り開いてワイン畑を造るのは大変ですね。」
「そう、だからあの後 誰も近所にワインを造りにこない。」

その後 彼の単一畑のワインについて、私の感想を述べたらうれしそうに笑みを浮かべて聞いてくれた。

私の感想。彼の単一畑は何らかの形でカレラに貢献のあった人々の名前が付けられている。

Ryan(ライアン)=一番新しい彼の単一畑、ポマールの特級畑のイメージ。
Mills(ミルズ)=ニュイ・サン・ジョルジュ、意外に開くのに時間がかかる。
Reed(リード)=モレ・サン・ドゥニ、全体的なバランスがよいお買い得。
Jensen(ジャンセン)=ボンヌ・マール。日本人が一番好きな訳だよね。
Selleck(セレック)=クロ・ド・ラ・ロッシュ、モレでもジュブレイ側のニュアンス。
時間はかかるがワインも大きい。

そんなに石灰岩が必要なら秩父でワイン造ったらどうなの?
楠田さん何もニュージーランド行かなくても、出身地の秩父でもよかったんじゃない。


(2007年4月27日更新)


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