「サンデーサイレンス(日曜日の静寂)に思う」
日曜日の静寂とは夫婦喧嘩をしてお互いに口もきかない夫婦のことではない。
また仕事に疲れて日曜日くらい静かに過ごしたい人の話しでもない。


今年の競馬で菊花賞を制して無敗の3冠馬となったディープ・インパクトの父馬の名前である。
また 今年の天皇賞の1着牝馬ヘヴンリーロマンス、人気馬ながら2着となった牡馬ゼンノロブロイの 父馬でもある。そればかりではない今年の天皇賞に出走した18頭のうち、実に10頭がサンデーサイレンスの子供たちである。

ではサンデーサイレンスとはどんな馬なのであろうか?

生まれはアメリカで1986年3月25日 デヴュー以来14戦9勝2着5回、主だったアメリカでの勝ち鞍はケンタッキー・ダービーやブリーダーズ・クラシックなどである。

1990年に引退し、母方の血統がたいしたことがないために日本に種牡馬として売却された。
それから2002年8月19日に死亡するまで数多い名馬を生んでダントツである。
皆さんも聞いた事があるクラシックを制した産駆を挙げればキリがない。

話題の馬 ディープインパクトは2002年生まれだから末っ子の一頭である。しかし今 活躍中の子ども達が引退すれば直接 自分の子ども達が走る事はない。

つまり世代が変わっていくという事であり、名前は伝説として残るだろう。ワイン業界も特にヨーロッパでは1970年代から2000年位に活躍しワインの名を広めた人たちが引退し、次の世代にバトンタッチされている。

ボルドーではCh,コス デスツールネルのプラッツ氏、Ch、レオヴィユ・ラスカスのドロン氏、Ch,デュクル・ボカイユのボリー氏などがすでに亡くなられるか引退し次の世代が担っている。ブルゴーニュでも同様で有名となったドメイヌでもすでに世代交代が進んでいる。一方 新世界ではまだ壮年の人たちが活躍中で世代交代は少し後になると思われる。


しばらくは先代の威光でこれらのワインも人気があると思われるが、次の世代でもがんばらないと永遠とは言えない。
余計な事だが一番心配するのはドメイヌ・ルロワで夫人の強烈な個性を継げる人はいないし、娘さん達もその意志がなさそうである。


以上のような事を考えたのも日曜日の静寂のなせる事かもしれない。

 

(2005年10月31日更新)

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