「上海蟹に合うワインは鯖煮える?」
9月の末 止せばいいのに、気の早い我々は誰からともなくさあ上海蟹を食べようということになった。
そして上海蟹にもっとも合うワイン決めようということになった。


まだちょっと蟹は小さく、食するのには早すぎると思われたがモクモクと食べながら、持ち寄ったワイン30本ほどを飲み続けた。フランス・ワインが多かったが白・赤ワインとも揃っていた。

上海蟹はオスとメスを揃え、白身のお肉とカニミソとを併せて食べてワインと合わせるという事が決まった。

結論から言いましょう、上海蟹にもっとも合うワインはフランス ロワール地方サヴァニエールの白ワイン。

ロワール地方の白ワインは西のナント周辺のミュスカデ、東のサンセールやプーイィ・ヒュメが有名で皆さんもお飲みになったことがあるでしょう。
ワイン好きのあなた 世界のワインを追っかける前に意外と知られていないロワール地方のワインを試してみてください。

ロワール地方のワイン産地は東のオルレアン近くから大西洋近くのナントまで実にロワール河沿いに広範囲に及ぶのである。ミュスカデはムロン・ド・ブルゴーニュ種から造られ一時貧乏人のシャブリと呼ばれた辛口だが、残念ながら旅に弱い。フランスで飲むと確かに素晴らしいのだが・・・・。
サンセールやプーイィ・ヒュメはソーヴィニョン・ブラン種から造られ、厚みのある優れた辛口を産む。


鯖煮える(サヴァニエール)のワインは両者の間 アンジュの町に近くわずか60haの畑しかない。
シャブリのグラン・クリュが全体で約100haの畑なので、その小ささがおわかりと思う。
そしてシェナン・ブラン種というぶどうからワインが造られる。

ロワール河の北岸にあり、あの狂信的?ビオディナミ教祖クロ・ド・セランのニコラ・ジョリー氏の5haの畑もこの中に含まれる。しかし一般的にはミュスカデとプーイィ・ヒュメの間くらいの価格で美味しい辛口の白となる。蜂蜜や花の香りがありちょっと厚みが感じられ、酸はそれほど多くない。きっと日本の甲殻類にも合うと思うので、ぜひ お試し頂きたい。

またこの地域のロワール河南岸には同じシェナン・ブラン種から素晴らしい甘口のワインが産まれる。
ボンヌゾーやカルト・ド・ショームと呼ばれるワインだ。

サヴァニエールは「鯖煮える」と覚えてください!

 

(2005年10月3日更新)

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