「シャトー デュクル・ボカイユ ブルーノ・ボリー氏とお会いして」
1月末にボルドー地方 サンジュリアンのCh,デュクル・ボカイユの現オーナーブルーノ・ボリー氏が来日され、お会いする機会と試飲する機会がありました。
お父様のユージン・ボリー氏はまさにフランス紳士の典型と言われ、一度 お目にかかりたかったのですがその機会がなく残念なことをしました。
あとCh,レオヴィユ ラスカスのドロン氏も亡くなられ、Ch,コス デスツールネルのプラッツ氏も引退と70年代・80年代の名物シャトー オーナーがその表舞台から消えたことになります。

Ch,デュクル ボカイユのワインは個人的に初めて赤ワインが美味しいと感じた私にとって初恋のワインでした。世の中のワインというものがそんなに評価のあるものとは、他の赤ワインを飲んでも何でこんなものが美味しいのか分からなかった私にとって思い出のワインです。

そこで改めて幾つかのヴィンテージを飲んで感じたことを記します。
 
☆ 味わいはカトリーヌ・ドヌーヴ

昔からCh,デュクル ボカイユは優美とかフィネスに特徴があると言われていますが、それはおそらくこワインを初めて飲んでも感じられるものでしょうか?
サンジュリアン村のトップ・シャトーの中で現在パワー系の優れたワインはCh,レオヴィユ・ラスカスとCh,グリュオー・ラローズに代表されるでしょう。それらと比較すると見えてくるのがこのシャトーの優美な味わいが際立ちます。他ではCh,レオヴィユ バルトンがやはり優美な味わいを持っていますがCh,デュクル ボカイユにはフィネスで一歩劣ると思われます。
ただ優美なだけでなく女優カトリーヌ ドヌーヴのような凛とした美しさがあります。
ブルーノ氏いわく彼女は確かにうちのワインのファンだとおっしゃてました。

☆ ヴィンテージのリトマス試験紙

今回 飲んだヴォンテージは61年、70年、82年、93年、95年、96年、98年。
まさにボルドーの良い年そのものの良さが十分に出ていました。
93年だけがやや軽い旨みでしたが、私の初恋の74年と似ていてスーと飲めて美味しいワインでした。
90年前後のワインはややトラブルがあったようですが、飲んだワインはまさにメドックのしかもカベルネ・ソーヴィニョン種ぶどうの特徴がそのままワインに現れています。
しっかりとした年はしっかりと、やや軽めの年は軽めの良さが・・・・・。
そこで 今後ヴィンテージを推測する時に多くのシャトーを試飲するのは不可能なので、Ch,デュクル ボカイユを飲んでヴィンテージの特徴を掴めばよいと考えました。
ただし これはメドックのカベルネ・ソーヴィニョン種のためであり、右岸のワインには当てはまりませんので、ご注意を!でもリトマス試験紙にしてはちょっと高いかな?

(2005年1月31日更新)


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