「ワインの状態はヴィンテージを超える」

昨年の9月ボルドーの名門ネゴシアン デキャーブ社でおみやげに頂いたヴィンテージ・ワインを4本 ついに皆で飲むことにした。
それは訪れた4人の誕生年であったために、いわゆる世間で言われるグッド・ヴィンテージではなかった。

「シャトー パプ・クレマン 1972年」
パーカーの本によると72年は70年代で最低の年、もはや消費者には全く興味を持つ必要なしとある。

しかし 色合いは素晴らしく、いかなる赤茶系も含まれないガーネット色。
味わいは大変に元気でとても70年代のものとは思われない。
素晴らしいの一言!

「シャトー シャス・スプレーン 1973年」
パーカーによると73年は収穫時に雨があり、80年初頭にはすでにだめになっているとある。評価本ではこのシャトーの73年ははずされている。

確かにやや弱めの味わいだがバランスよく、色合いに全くやはり赤茶系の色はない。
快適に味わえるワインであった。

「シャトー ピション ラランド 1958年」

パーカーによるとグラーブの赤で一部よいものがあったが、ほとんどはダメである。

ラランドらしい優しく上品な味わいがあり、十分以上に楽しめた。

「シャトー ラフィット ロートシルト 1948年」

メドックの評価が高い49年 サンテミリオンの評価が高い47年に挟まれパーカーの評価はまずまず。

確かに色合いはやや薄く細かいオリを沈めるのに時間がかかったが、味わいはバランスよく香りもある。同席者はこのヴィンテージの経験では最高と言ってくれた。


以上から状態はヴィンテージを超えると思われるが、あくまで条件がある。
デキャーブ社のワインはボルドーの専門家がプリムールで買い取り、自社のセラーに動かさずに寝かせてあったことである。
オークションなどの商品とはここが違うことを付記しておきたい。
(2004年5月6日更新)


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