「イタリア・ワイン バルバレスコについて」

 バルバレスコのワインはイタリア・ピエモンテ州でバローロと並んで有名であるが、ここの所 やや影がうすいと思うのは私だけであろうか?

 イタリア レストランのソムリエ達に訊いても、お客様でバルバレスコを飲みたいと頼むお客様は少ないようだ。勿論 ガイアという世界的にも著名な生産者がいて、実に素晴らしいワインを造っているが、イタ飯ブームが去った昨今ガイアの需要も一時ほどではないと思われる。美味しくても、何しろ安いお酒ではないし・・・・。

 バローロではエリオ・アルターレのようなバローロ・ボーイズ達、ジャコモ・コンテルノのようなクラシックな造り手、ピオ・チェーザレのような独自の造り手、そしてフォンタナフレッダのようないわゆる大手のメーカーと様々な賑わいを見せている。それでもバローロですらスーパー・トスカーナのワインに較べれば昨今注目度は低い。

 バルバレスコのワインはどこに特徴があるのであろうか?バローロに近く同じネビオーロ種のぶどうから造られていて、バローロとどこが違うのであろうか?ここのところ、何本かのバルバレスコを試飲して思うのはバルバレスコのワインは一般的にバローロほど力強くない。従って熟成もバローロよりは早く、95年・96年でも十分に楽しめて中には97年でも飲めるものが多かった。

 93年くらいでは、かなり熟成が進んでいて色合いも褐色を含んだ赤も見られた。ブルゴーニュのやや弱い赤ワインのように優しい熟成を楽しむとも言えるが、やや酒質に不安定さがある。

 そこで一部のバルバレスコを除いては、バローロより早く飲み頃を迎えて楽しめると言った利点を考えれば、お買い得でイタリア料理にピッタリの赤とも言えよう。おそらくバルバレスコも発展途上で、これからもきっとガイアが切り開いた道を行く造り手が現われると思われる。

(2001年9月3日更新)



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