「フランス ブルゴーニュの造り手を訪ねて パート1」

 3月中旬 昨年来 雨が降り続くフランスに行って参りました。パリのセーヌ河の水位も異常に高くブルゴーニュのソーヌ河は氾濫していました。何しろ 日本みたいに護岸工事してないからね。ワインのためには これからの気候に恵まれる事を祈るのみです。

(メゾン ルイ ジャドー)

 故アンリ ガジェ氏の薫陶のもと 長い間ブルゴーニュのワインを造り続けているジャック・ラルディエール氏とゆっくりお話しが出来ました。

 話題の円形ドームの新しいジャドー社のセラーも氏のアイデアとの事。ドームの中心にパワーが集まるとか ワインの事も含めて精神的なお話しが中心でした。

 ワインの熟成についてもチョークで絵を書きながら そのワインが持っている要素を水玉の数で描いて表現してくれました。さすがに白髪になられていましたが 優しい素敵な笑顔は素晴らしかったです、いつまでも ご活躍を。

(ドメイヌ コント アルマン)

 ポマール有数のドメイヌもカナダ人の優秀な醸造家パスカル・マルシャン氏が大手ネゴシアンに引き抜かれて心配でしたが 若き醸造家ががんばっていました。彼はマルシャン氏の紹介で ジャドー社でラルディエール氏のもとで働いた経験もあり 遅くまでほとんどのワインを試飲をさせてくれました。

 私がコートを着て震えながら試飲しているのに 彼は寒いセラーでTシャツ一枚で熱心に説明してくれました。99年からは若い木で造られたものは ただのポマールとし樹齢の高いワインだけでポマール グラン ゼプノーを造るとの事。乞う ご期待です。

(シャトー ド ボールガール)

 ここの造り手は行って始めてわかったのですが プーイイ フッセでは歴史ある名家でした。一族の期待をになってフレデリック・ブリエ氏が素晴らしいワインをドメイヌとして造り始めています。

 プーイイ フッセは丘に囲まれた大きなクロワッサンのような形をしていて その中心にシャトー ド ボールガルは構えています。遠くにソリュトレとヴェルジッソンの切りたった丘が二つ望まれる美しい景観です。また彼の地下セラーの壁を見るとわかるのですが 石灰岩と粘土質土壌が混じりあった土質がプーイイ フッセの味わいを造っているようです。

 プーイイ フッセの各村に畑を持って個性あるワインを造っているだけでなくサン ヴェランやムーラン ナ ヴァンにも素晴らしい畑を持っています。そのムーラン ナ ヴァンはドメイヌ デ ジャックのすぐそばの畑でその樹齢の高さと素晴らしさからタイユヴァンでもオン リストされました。まさに期待の星と言えましょう。

他の素晴らしい造り手の訪問記は次回にします。

(2001年4月5日更新)



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